top of page

2020.6.28 足場設置

  • 執筆者の写真: ノミスケ
    ノミスケ
  • 2020年6月28日
  • 読了時間: 2分

もともとなぜこのような山の中の中古住宅を購入したかといえば、趣味でもないDIYを楽しむためではなく、星を見るための秘密基地を作りたかったからだ。

星を見て楽しむにはいろいろな方法があるが、私の場合は購入後20年を優に超えるごく普通の反射望遠鏡で微かな光の天体の写真を撮ること。庭先に望遠鏡を持ち出して、終わればそのまま満足の眠りにつく、そんなことを夢見ての庵の購入だった。しかし、庭先は土でどこに置いても望遠鏡の重みで三脚は沈み込む。視界を稼ごうと母屋から少し離れると元は畑で栄養たっぷりの草ボーボーだ。仕事では沈み込み帯のマグマのことなどを研究したりもしているが、三脚の沈み込みは阻止する必要がある。映画の日本沈没とは相当違うが、三脚の沈み込みは地盤をコンクリートで硬くすることで解決するはずだ。

まずは、三脚を置く場所を周囲の見晴らしなどから決める。案の購入時4.27ではこの辺と心に決めていた。












まずは雑草を刈り、コンクリートブロックを仮置きして場所を確かめる。












その後、基礎つくりのためブロックの場所を掘りかえす。












底に砂利を敷き詰め足踏みで転圧を試みる。当方の体重と足の大きさを考慮するとそこそこ転圧できたのではないかと自負する。












念のために鉄筋を入れてインスタントセメントを打設する。この作業のなんとハードなこと!世の中の左官業すべての人に尊敬の念を新たにしました。インスタントセメントは水を加えて練るだけでセメント打設ができる優れものですが、この”練る”作業が曲者。今回の画業では、プラスチックの箱にインスタントセメントを入れて、1Lづつ分けて指定の分量の水を入れて混ぜるのですが、混ぜる作業が、まあ大変!プロはいろんな方法で混ぜるんでしょうが素人は園芸用のスコップで淡々と、しかしある程度速やかに黙々と混ぜ、ねちゃねちゃのセメント流体を作るのでした。












最終的にこのコンクリ基礎の上にコンクリブロックを乗せて、周辺を適当にごまかせば完成!というわけで、出来上がりがコレ












表面がうねうね歪んでいるがそこはシロート仕事、味!ということで我慢、しかし基礎にはちゃんとコンクリも入っているので三脚の沈み込みはないだろうと強力に自負!

 
 
 

تعليقات


  • Facebook
  • Twitter

©2020 by 中籾・山の家の記録。Wix.com で作成されました。

bottom of page